![鋳物のつくりかた](https://www.e-santoku.co.jp/app-def/S-102/WP/wp-content/themes/santoku/images/eyecatch/making.jpg)
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造型 / 注湯 / 凝固 / 仕上 形状の自由度が高く様々な形に対応
鋳物のつくりかた
鋳物ってどうやって作るの?
STEP 1鋳物形状の決定
お客様との打ち合わせにより、いただいた図面などから最適な鋳物形状を決定します。
![鋳物形状の決定](https://www.e-santoku.co.jp/app-def/S-102/WP/wp-content/themes/santoku/images/making/making_01.jpg)
STEP 2鋳造方案を設計
良品をつくり続けるために、湯道、押湯、堰、材質、各種作業などを決定します。
STEP 3模型作成
これから作りたい形を有した、木型、樹脂型、アルミ、鉄などロット、寸法精度に応じた模型材質の「型」を作成します。
![模型作成](https://www.e-santoku.co.jp/app-def/S-102/WP/wp-content/themes/santoku/images/making/making_03.jpg)
STEP 4砂混練・造型
砂にベントナイト(粘土)と水を加え混練、造型機と呼ばれる機械で造型、出来上がった鋳型(砂型)は作りたい形と同じ「隙間」(空間)ができた型となっています。
![砂混練・造型](https://www.e-santoku.co.jp/app-def/S-102/WP/wp-content/themes/santoku/images/making/making_04.jpg)
STEP 5溶解
鉄スクラップ、銑鉄を高周波誘導炉で溶かし、目標の成分へと調整します。鋳物が溶ける温度は1150℃ですが、およそ1500℃以上へと一旦、温度を上げます。すると、あの硬い鉄が水よりさらさらの状態に。
![溶解](https://www.e-santoku.co.jp/app-def/S-102/WP/wp-content/themes/santoku/images/making/making_05.jpg)
STEP 6注湯
STEP4で作った鋳型へ、STEP5で溶かした鉄を流し込みます。自動注湯機と呼ばれる機械によって、静かに早く一定量の溶湯が注ぎ込まれます。
![注湯](https://www.e-santoku.co.jp/app-def/S-102/WP/wp-content/themes/santoku/images/making/making_06.jpg)
STEP 7凝固
砂型の中で、1150℃で凝固。さらに約1時間程度砂型内で冷えていき、400℃以下になった状態でバラシ。砂型の砂はライン途中で回収され再利用します。
![凝固](https://www.e-santoku.co.jp/app-def/S-102/WP/wp-content/themes/santoku/images/making/making_07.jpg)
STEP 8鋳出・ショット・仕上
搬送中に冷えて出てきた鋳物を製品とそうでない部分に分離し、ショットブラストで表面についた砂を落とします。その後、自動バリ取機でバリ取りを実施、全数検査をして鋳物素材が完成します。
[鋳物素材]いったん完成!
STEP 9~切削加工・熱処理・メッキ・塗装・研磨
鋳物素材に、燕三条のさまざまな協力工場にて、さまざまな後工程を弊社にてお引き受けしています。